当スタジオについて

こころとからだをつなげて、ストレスから解放され、より満ち足りた毎日を生きるーー

 私は理学療法士として、数年間病院でのリハビリ業務に携わってきましたが、その中で、からだとこころが互いに強く影響しあっていることを強く感じていました。

 ちょうど出産を機に、産後の身体的・精神的な不調が長引き、ヨガを学び始めた私にとって、一人ひとりに応じて、こころとからだの両面からアプローチし、トータルに治癒を促していくことが、より良い効果を生むとの実感を強めました。

 一方、これほど物質や情報に溢れ、"便利"になった現代社会において、たくさんの方々が生きづらさや不安を抱えて生活されており、また個人の自己価値観の低下も叫ばれています。

 ヨガには、"繋がり"という意味があります。当スタジオは、クリシュナマチャリアの教えにもとづくヨガに、理学療法の視点を加え、身体の機能的な問題から、精神的な問題までアプローチを行い、からだとこころを繋ぐことで、傷病からの回復やストレスの軽減を図ります。

 難しいアーサナ(ポーズ)は行いません。だから、身体に不調のある方、身体が硬いと悩む方、ご高齢の方、男性、女性すべての方に親しんでいただけます。

 

 

 ヨガは私たちの生き方の指標となるもの

もともとヨガは、紀元前1700〜1100年前(縄文時代後期)にその起源をもつVedaと言われる哲学から派生しました。このVedaには、人が生きるためのすべての智慧が伝授されていると言われ、古代の聖者が大いなる存在から感知した音を代々口承し、後に編纂されたものとされています。ヨガの教典であるYoga Sūtraには、私たちが「自分とはなにか」を理解するため、日々生活の中で実践すべき手段が"八支則"として書かれており、それは、私たちが幸福を手にするために毎日をどう生きるべきかを示してくれています。

 

 クリシュナマチャリアの教え

 Studio Jiuのヨガは、クリシュナマチャリアの教えにもとづくものです。

現在、講師はクリシュナマチャリアの教えの正式指導者の資格を取得すべく、3年間のTeacher Training を受講しております。

 クリシュナマチャリア師(1888〜1989)は、近代に現れたヨガマスターの一人です。師の教えは、現代のヨガが様々に枝分かれする前からインドで伝えられてきた、ホリスティックな教えです。師のもとで勉強した生徒の中には、アイアンガーヨガのアイアンガー師や、アシュタンガヨガのパタビジョイス師も含まれており、師のヨガの教えは近代ヨガの源となっており、現代人のライフスタイルに合わせ、とてもニュートラルな形で現代まで伝えられてきました。

 レッスンでは、ヨガの哲学書であるヨーガスートラの智慧をベースに、アーサナ(ポーズ)、プラーナーヤーマー(呼吸法)、ディヤーナ(瞑想)、マントラ(サンスクリット語の聖音)などを用い、生徒さんのニーズに合わせてコースを組み立てます。

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理学療法士の技術・知識による安全性の裏付け

現在、ヨガの効果が注目され、多くのヨガスタジオが開設されており、ヨガに触れる機会がぐっと身近になりました。ヨガにはエクササイズや美容の効果もあり、魅力的な側面があります。ただ、多くのヨガスタジオではアーサナを中心としたレッスンが行われていますが、実はアーサナには、身体に過度な負荷をかけてしまうものも少なくありません。また、私たちの身体の性質(筋力、柔軟性、持病の有無など)は一人ひとり異なります。そのことを考慮せずアーサナを行った場合、あなたの身体を傷つけ、事故につながる可能性もはらんでいます。

 

ヨガを行う上で、自分自身へのアヒムサー(非暴力)は前提となります。ヨガを行った結果、真逆の効果をもたらしてしまっては意味がありません。

 

 講師は理学療法士の国家資格を有しており、リハビリの分野に携わっているため、身体の動きを熟知しています。そのため、一人ひとりの身体の性質を見極め、動作に工夫を加えるなど、リスクを回避し、より安全性の高いレッスンを提供します。

 

氣の養生コース

3人目の子を妊娠中に、ネフローゼを罹患。

再発を繰り返す中で、ヨガ以外にも積極的に自分自身の身体をケアする方法がないかとたどり着いたのが、気導術でした。

私たち人間は、気が不足したときに不調となると考えます。施術では、自然界に流れる気を、不調を訴える方の足りない部分へと補っていきます。気力がなくてヨガに行けない、そんな悩みを抱える方へ、ぜひお越しいただきたいです。

 

 

みなさまの人生を潤す慈雨のような存在でありたい。それがStudio Jiuの願いです。