お知らせ

2021/02/20

なぜ今、ヨガを伝えたいのか

"委ねる"という選択肢を

ヨガと聞くと、どこかオカルト的であるとか、否定的な意味合いでのスピリチュアルなどといったイメージを感じる方も少なくないでしょう。私もかつてそうだった節があります(^^)

もしくは、エクササイズの要素をイメージされる方もいるかもしれません。

 

私たちの生きる現代社会は、急激な科学技術の進化を遂げ、私たちは、とても便利な生活を得、モノや情報は欲しいときにすぐに手に入れられるようになりました。けれど、私たちは科学の力で、もともと自然の摂理に委ねていたものを、コントロールできるようにまでなってしまいました。人間の都合のいいように。いつの間にか人間だけが自然や宇宙と切り離されてしまい、それと同時に、目に見えるものしか信じなくなり、目に見えない、捉えられないものは、否定するようになってしまったのだと思います。自分の目に見えることだけが真実。科学に裏付けられた情報だけが正しい。

 

だけど、本当にそうでしょうか?

例えばあなたは、ご自分のことをどこまで深く理解していますか?もし、自分に対する理解が十分にできていないのであれば(私たちのほとんどがほぼ全くと言っていいほど理解できていないのですが)、私たち自身が「真実」だと思っていることは、実はとても脆そうですね。

 

思い返してみましょう。ついこないだまでの私たちの先祖たちは、目には見えない自然や大いなる存在に対して寛容で、むしろ畏怖の念をもち、尊んでいたことを。

私たちは何か大切なものを忘れているのでは?

 

私たち人間は、決して特別な存在ではありません。人間も他の動植物と変わらない、この地球の構成要素の一つです。であるならば、他の動植物が兼ね備えている自然との対話・調和する力を、人間も本来は有しているはずです。

 

そう考えると、ここに可能性が生まれます。

 

自然と調和を図り、自然や宇宙や大いなる存在からの智慧に自分を委ねてみたら、どうなるだろう、と。

私たちの性格や行動パターンや思考のクセは、とても表面的なもので、記憶が創り上げたもの。そしてそこには数々の誤解が含まれています。物事を頭だけで考えると、そのループにはまってしまいます。ですが普段私たちは、頭で考えてばかりいるのです。

自分の内面と深く向き合ったことはありますか?また、日々、自分の内面から湧き上がるエネルギーを感じ、受け止められていますか?私たちには本来それができるはずです。

ヨガは気が遠くなるほどの古代より伝えられて現代まで淘汰されずに残ってきました。それだけで大きな説得力を有しています。

ヨガの教えは、私たちと自然や宇宙を繋ぎ、私たちを自分自身の本質へ導くものです。肉体や感覚・感情・意識はどれも私たちの本質ではないと言います。

 

私はヨガに関わり始めてまだ日は浅いですが、ストレスや不調はそのほとんどが、自分自身が作り上げているものと知り、対処する方法を学びました。日々ヨガを実践するうちに、不安なことがあっても、根本的なところで絶対的に守られていることを感じます。それは決して肉体や意識のレベルではないので、病気や怪我をしないとか、悩みを抱えないとかそうゆうことではないのですが、難しくなるのでここでは省きます(^^)

思うがままに書き綴ってしまいましたが、端的にお伝えしたいのは、もし、あなたが今行き詰まっているのなら、

可能性のより大きな方へ自分を委ねてみてください

自分が直感的に心地よいと感じる方向へ身を委ねてみてください

抗うことを一旦やめて、大いなる流れに身を委ねてみてください

 

 頭で考えるのではなく、まずは直感で。

それがヨガに繋がっていると私は思います。

 

ヨガを行う上で欠かせないとされることの一つが「信じること」。選択するかしないかは、あなた次第です。

 私もふとした理由をきっかけにヨガをはじめましたが、大きくて広い世界を知りました。

それをみなさんとシェアしたいのです。