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2021/09/22

入院 つれづれ日記 その1

入院生活 徒然日記 その1

ネフローゼの診断で、昨日入院。医師からの病状やリスク説明は、悲しみや不安でいっぱいだった。

そこから前向きな気持ちを持つよう、自分自身を鼓舞したが、"弱い気持ちも否定せずに抱いてあげて" との師からのメールに、知らずに抑えていた感情の堰が切れた。そして、その瞬間にプラスな方向へと自分を強制しすぎていた自分や、その不自然さに気づき、その時のありのままの感情を大事にしていきたい、と思った。そこまでが昨日の出来事。

 

 

今朝、いつもの通り4時過ぎに目が覚めた。

病室の南側の窓から見える夜明け前の漆黒の空と街の光、夜明け、夜明け後のすっかり白じんだ空を眺める。

朝はやっぱり、すごくエネルギーを与えてくれる。これからは、良いことしか起こらないよ、と言われているみたいだ。

 

1日経ったら、自分の感情にも変化があるから不思議。

そうか、これが今を生きるということか。昨日の感情は、もう過ぎ去ったもの。それに囚われていることは、妄想しているだけにすぎないということ。日々、一刻一刻と、感情や想いは生まれ、また流れていくのだ。

今の感情は、一言で言うと、「まっさら」。さざなみのおさまった静かな海。

今日はどんな感情が芽生え、流れてゆくのだろう。