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2021/10/02

入院 つれづれ日記 その7

入院 つれづれ日記 その7

早朝、病室のカーテンを開けると、眩しい朝日。台風一過。

 

朝の雰囲気に包まれながら、今朝も朝のプラクティスを始める。

 

なぜか、今日は心に焦りの色が湧く。

 

どうしてだろう、こんなに清々しい日なのに。

じっと、身体の声に耳を澄まし、心と向き合う。

 

 

私の身体は、今、倦怠感に包まれている。

 

 

ああ、そうか。

この空と、私の心身に、ギャップがあるのだ。

この陰りのない空を見て、それに追いつけと言われているようで、私の心身は追い込まれてしまったのだ。

 

今朝の空は、私には強すぎた。

 

だいじょうぶ。私はあなたをちゃんと受け止めるよ、焦らなくていいよと、自分に声をかける。

 

病室の閉塞感には息が詰まるけど、デイルームのカーテンは今日は半分閉めておこう。

 

こうゆう、小さな小さな自分の声を、しっかりキャッチしよう。

ささやかなものほど、真実であったりするのだから。